弁護士紹介

略歴

  • 福岡県出身
  • 京都大学 法学部 卒業
  • 福岡大学 法科大学院 修了
  • 福岡県弁護士会所属
  • 2016年12月〜 弁護士法人あさかぜ基金法律事務所
    2019年1月〜   壱岐ひまわり基金法律事務所
    2021年4月〜   井口法律事務所
    2022年6月〜   古賀祥多法律事務所

ご挨拶

2016年12月に弁護士登録し、弁護士法人あさかぜ基金法律事務所に所属した後、2019年1月から2年間、壱岐ひまわり基金法律事務所の所長弁護士を務めました。

「ひまわり基金法律事務所」とは、弁護士が少ない又は一人もいない「弁護士過疎地域」と呼ばれる地域で、いつでも、誰でも司法サービスを受けられるように、日本弁護士連合会等の支援を受けて開設・運営される公的な法律事務所です。

壱岐では、交通事故、相続、遺言、離婚、債務整理、賃貸借、消費者問題、労働問題、刑事事件、成年後見など、約250件ものご相談・ご依頼をいただきました。

目の前の相談者・依頼者の方のお話に耳を傾け、ときには依頼者のもとや現場へ足を運び、自分の目で見て耳で聞き、事件の実態にできる限り迫り、目の前の相談者・依頼者のために何ができるのかを模索してきました。
また、真剣に事件に取り組むなかで、弁護士の役割とは何か、について常々悩み考えました。
こうして一生懸命に頑張ってきた積み重ねが、弁護士としての私の基本軸を形作っていったように思います。

壱岐での任期満了後、2021年4月からは福岡市内の法律事務所に所属し、弁護士業務を続けてきました。

そうしたなか、2022年2月2日、父であり弁護士でもあった古賀康紀が急逝しました。

父は、目の前にいる相談者・依頼者のため、約40年間、最後の最後まで全力を尽くしてきましたが、ひたむきに頑張る父の姿は、私が弁護士を目指すきっかけであり、私にとっての「原点」でした。
私は、父の死後、その志を引き継ぎたいとの気持ちを強くし、「古賀康紀法律事務所」の所在地にて、「古賀祥多法律事務所」を開設することといたしました。

私は、
「どのような場所でも、誰であっても、きちんと法律に基づいた解決が行われるべきだ」
という信念のもと弁護士過疎地域へ赴任しました。

そしてその想いは、実際に赴任してから今日までの経験により、一層強いものとなりました。

父もまた、目の前にいる相談者・依頼者のため、弁護士として可能な限りのことを尽くすことが、「個人の尊厳」といった、それ自体は抽象的な法の原理・原則を、司法の現場において肉付けし、より豊かなものとするものであると考え、また、そうすることが、司法の現場における弁護士の責務であり、その存在理由であると信じていました。

このような父の信念は、これまでの私の経験から形作られた信念と重なるものだろうと考えます。

私自身の信念に、父の信念を重ねて、今を生きる皆様のために、弁護士としての最善を尽くしていきたいと考えています。

長い人生の中で、トラブルに巻き込まれたり、自分の力ではどうしようもないことに出会うことは誰にでもあります。

私は、そういった方のお役に立ちたいと強く思っております。

「こんなこと弁護士に相談していいのだろうか?」
そう思わず、お気軽にご相談ください。

また、「手に負えなくなってから」相談に来られるよりも、「手に負えなくなる前に」相談に来られる方が、トラブルを回避できたり、まだ小さなうちに解決できることも少なくありません。
迷われたら、一度相談してみることをお勧めいたします。

皆様の悩みに寄り添い、力になれるよう、全力を尽くして参りたいと思います。

出演動画

当事務所開設前になりますが、ひまわり基金法律事務所の広報動画に出演させていただきました。

壱岐の美しい景色や私の弁護士としてのあり方が紹介されています。